クロスジャム LAB

170cmの私がダンクを実現させるための軌跡を記していきます。

【ダンクの要】プライオメトリクストレーニング

プライオメトリクストレーニングというのは超簡単にいうとジャンプ力アップのトレーニンです。瞬発力などが鍛えられます。

 

しかしプライオメトリクストレーニングというのは負荷が非常に高いので、行う際の最低条件があるそうです。


感覚的には自分の体重の2倍の重量を担いでスクワットができるくらいでしょうか。

それくらいの筋量、筋力がないと怪我のリスクが大きく、元も子もなくなってしまいます。
なのでやはり通常のウエイトトレーニングを成長させることは必須です。


それではプライオメトリクストレーニングというものが具体的にどういうものかを私が経験した中で一部紹介していきます。

 

プライオメトリクストレーニングの中にも強度別に様々存在します。

 

低強度で有名なものとしては「アンクルホップ」というものがあります。

これは縄跳びなどを想像してもらうと分かると思います、その場ジャンプです。
ポイントとしては、足首のみで地面への接着時間を極力短くして飛ぶということです。


低強度と言えど侮れません。

印象的な友人の話をします。

 

プライオメトリクストレーニングは瞬発力を鍛えるトレーニングなので、ジャンプ力だけでなくドライブのスピードなども養われます。

 

その友人はドライブ力向上を求めて調べていると、プライオメトリクストレーニングにたどり着き、とにかくアンクルホップのみをやっていたそうです。

 

そして1on1をやっていたときのことです。
その友人は「今から右方向にドライブする。フェイクとかも入れない」
と宣言したそうです。

 

要はタイミングと瞬発力だけの勝負。圧倒的ディフェンスが有利な状況です。
しかしその友人は完全にディフェンスを置き去りにしてぶち抜きました。

 

プライオメトリクスの効果を非常に感じたと同時に、プライドの高いその相手にその1on1を放棄させたということから、忘れられない出来事となったそうです。

 

しかし彼はウエイトトレーニングは行っておらず、徐々に身体へのダメージが如実に現れてきました。

すねの骨がきしむ音が聞こえると言っていました。(笑)

なので最低限の筋力は必要と言うことが事実としても分かりました。

 

ある程度の高さの台の上から着地するだけのエクササイズもあります。
これは台の高さにもよりますが中強度に部類されます。

 

そもそもプライオの負荷がなぜ高いのかと言うと
筋肉への負荷のかかり方の違いによるものです。

 

プライオは「SSC(ストレッチング・ショートニング・サイクル」の刺激が与えられます。

 

基本的に筋肉は収縮時に使われます。
なので、空中にいる時はまったく筋肉は使っていません。
その、「筋肉が伸びている状態」でかかる負荷が「SSC」となります。

(正確にはちょっと違うかもしれません)

 

筋トレで、重りを上げる「ポジティブな刺激」や、それを下げて耐えるような動き「ネガティブな刺激」より負荷は高いです。


なので自分が飛ぶことのできない高さからの着地、というだけで高負荷が与えられるのです。

 

そして高強度で有名なものとして「デプスジャンプ」と言うものがあります。
これは台の上から飛び降りて着地と同時にジャンプをするエクササイズです。
台の高さは先ほどの中強度のよりも低めで大丈夫です。

 

着地(SSC)+筋力の発揮
と言うことで高強度エクササイズとなるのです。

高強度といういことでそれなりの筋量が必要となります。

 

 

ダンクを目指すなら、170㎝の私からすると避けては通れないトレーニングです。
まだプライオについては勉強不足なところも多いので、頑張ってダンクにつなげたいと思います。


プライオメトリクストレーニングの種類はたくさんあります。
そして人の体は人それぞれです。
色々試してみて自分に合うものを見つけてみて下さい。