クロスジャム LAB

170cmの私がダンクを実現させるための軌跡を記していきます。

世界に見るバスケ

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バスケについての個人的見解です。
あくまでもカスの意見なので、お手柔らかにご覧ください。

 

今じゃあまり言う人も減ったかと思いますが、「NBA選手は身体能力がすごいから勝てない」みたいな意見、ありました。


しかし当たり前ですが、NBAは戦術のレベル、バスケIQ、技術が非常に高いです。
身体能力だけではとてもNBAでプレーはできません。


日本のリーグが現時点で海外に通用しない理由は「身体能力」が理由だと思います。

矛盾しているようですが、こういう考えがあります。
戦術、バスケIQ、細かい技術、これらが備わっていたとしても前提として「身体能力」がないと通用しないと思ったのです。


2019年のワールドカップアメリカ代表と戦ったのを覚えていますでしょうか。
当時のアメリカ代表は「NBA3軍」と言われていて、確かにスーパースターはでておらず、優勝も逃しています。
それでも日本はアメリカに大敗を喫してしまいます。
観ていて学生時代に強豪校と戦った時の嫌な感じを思い出していました。(笑)


その試合では当時アメリカのカレッジバスケで結果を出していた八村塁選手や、2WAY契約でNBAでプレーをしていた渡邊雄太選手などは徹底的にマークされていました。


そんな中で日本のエースと言われている田中大貴選手や、技術に長けている比江島慎選手は目立つことができませんでした。
しかしある選手が20得点を越える活躍を見せました。
馬場雄大選手です。
彼は田中選手や比江島選手ほど技術やシュート力などはないと感じます。
それでもその試合でアメリカの選手に唯一通用したのが、大学時代からダンクを連発し、身体能力に長けていた彼だったのです。


それを見て思いました。
身体能力がなければ技術を持ち合わせていようともそれを発揮すらさせてもらえないのです。
なので能力のある馬場選手は戦うことができたのです。


パッと見でまず違いが判ると思います。思い浮かべてみて下さい。
NBA選手は体がキレキレです。身体ができきっています。
そして馬場選手もキレキレの身体をしています。


そんなことが関係あるのかと言われれば、はっきり「イエス」とは言えないですが、なんとなく本当に関係あると思っています。


その後馬場選手はNBAを目指し、下部組織であるG-leagueでプレーしていますがなかなかプレータイムがもらえません。


やはりNBAトップの選手は身体能力が非常に優れていて、そのうえで技術やIQが備わっているのでしょう。

 


現在B1でプレーしている田渡凌選手は大学はアメリカでプレーしていました。
その時の記事を読んで印象に残っていることをかみ砕いて共有します。

 

アメリカの大学といえばNBA選手に一番近い段階で、大学のスター選手はすぐにでもNBAで通用するレベルです。
そんなところに飛び込んだ彼はやはり「バスケのトップレベルの場所ではどんな練習をするのだろう」と期待と不安を抱きながら最初の練習に行ったそうです。


そこで行なわれた練習はなんと、ただのパス練習。それはそれは驚いたそうです。
しかしそのパス練は我々が想像するものではないのです。
基礎は基礎でも超徹底していて、パスの位置が少しでもチェストからずれたらやり直しというものだったそうです。


昔は、外国の選手は持ち前のDNAなどのおかげで強いんだと、遺伝には勝てないんだと、非常に浅はかな考えを持っていましたが、
海外、とくにアメリカは上記のように基礎などを含め、めちゃめちゃ練習をしている一面があったり、スポーツ科学の発展などがあったりと、その強さたるゆえんが事実として存在していたわけなのです。


そして今や日本では、バスケのみならずあらゆるスポーツが海外とそん色のないレベルに徐々になってきています。
それは、トレーナーやコーチ監督、選手などが海外に勉強しに行くなど、想像をはるかに超えるであろう努力ももちろんありますが、
SNSの発達なども理由の一つではないかと思います。


私自身もSNSなどで海外のワークアウトなどを見たことが、ジャンプ力向上やバスケの上達の大きな要因になったと強く言えます。

 

 

それにしてもよくいますよね。「日本のバスケはレベルが低い」「日本は世界には通用しない」と、何も知らないで揶揄するやつ。

この記事では私自身もそういうやつ側のようにディスっているようでしたが、私はプロバスケットボール選手になった方々をリスペクトしています。
プロになる道のりは、いろいろなものを犠牲にするなど相当に厳しいもので、本当に一握りの人しかそうはなれないと思います。


実際日本のバスケもそのワールドカップで強豪オーストラリアに勝利したり、NBA挑戦選手が増えていたり、リーグのレベルも上がっていたりと明るい未来しかないと思います。

微力も微力、超微力ながらもこの記事を通して明るい未来に貢献できたらなと思います。