こないだリングにぶら下がってから、一気にダンクへの現実味を感じました。
現実味を帯びてからというもの、更に様々なことに気を使うようになりました。
例えばストレッチ。
いつも風呂後に行っていましたが、さぼることも少々。
しかし最近では確実にするようになり、ストレッチの量も増えました。
ダンクが近づいたからこそ、壁の高さが本能的に分かったのではないでしょうか。
そんな中で、普段何気なく感じていたことを改めて考え直しました。
ふくらはぎと歩き方
身体能力の高い黒人など、NBA選手達はふくらはぎが非常に細いです。
スーパーダンクをするような人でも細いです。
これを考え調べたことがありました。
やはり黒人は体幹部に近い筋肉が太く、末端に向かうほど細いそうです。
体幹部というと、例えば大腰筋。
日本人の3倍もの太さを持っているらしい。
この大腰筋が身体能力に大きく関わっていると確信に変わりました。
それにより、彼らはふくらはぎが細いということです。
私もどうにかふくらはぎを細く。
いや、ふくらはぎが細くなるような身体の使い方ができないかを模索しました。
そこで、数年前ですが歩き方に着目しました。
脚の受け根の意識を変えます。
へその辺りから足がはえている意識で歩くことで、腸腰筋を伸ばしてしっかり使います。
それだけでなく、大腰筋をトレーニングにおいても意識するようにしたりしていくことで、実際ふくらはぎが細くなっていきました。
もちろん最低限の筋肉は残っています。
要は無駄がそぎ落とされた状態です。
この歩き方の違いというのにも文化の違いがあると思っています。
イメージですが、日本人は日々時間に追われ、せかせかしながら足を細かく動かしていそうです。
外国人は時間に余裕があり、歩き方もゆっくりな印象、ありませんか?
そういったところにも違いがあるのではないかと思います。
そもそも大腰筋は脚を上げる動作で主に使われます。
なので、大腰筋の意識として、足を上げ前へ引っ張るイメージです。
決して蹴っては歩きません。
そんなこんなで、この歩き方が習慣化したと感じて油断していました。
しかし、最近なんだかふくらはぎが太いと感じていました。
蹴って歩いていたかもしれません。
ということで改めて基礎である歩き方に着目しました。
それでこの記事が作られたというわけです。
よく考えてみると、歩くという動作は、人生で確実に一番多く行う運動です。
歩き方のちょっとした癖で体は大きく変わってくると思いました。
塵も積もれば山となる。
生まれたときは本能のみで歩いていたはずが、徐々に余計な癖が加わってしまいます。
先述の通り
文化の違いで歩きが変わり、歩きの癖で身体能力が変わり、身体能力の差でスポーツのレベルが変わっていくのではないでしょうか。
もちろんこれがすべてなわけはありません。
しかしこんな些細なことから、いい方向へ変化させることができる可能性が秘められていると思いませんか。
細部に神は宿る。
宿していきましょう。