この記事でプライオメトリクストレーニングの考え方、 求める効果を考え直しました。
そんなことが念頭にある最近、 SNSで気になる発言を目にしました。
「テクニカルな跳び方は伸展のパワーで跳ぶというよりも、 物理的な起き上がりに伸展操作を乗せて跳ぶ。 パワー的に跳びがちな日本人には実践できる選手は少ない印象。」
あるNBA選手のダンク動画と共にこの文言が添えられていました 。
Pro hopの動きからの両足踏切ジャンプ。
— ぱらと/エントレ🏀物理でバスケを分解解説 (@ParatoCrypto) 2024年11月26日
通常のステップより操作難易度が高く、パワー的に跳びがちな日本人には実践できる選手は少ない印象。
日本人でも実践は十分可能。
テクニカルな跳び方は伸展のパワーで跳ぶというよりも、物理的な起き上がりに伸展操作を乗せて跳ぶ。pic.twitter.com/xf5WbHIXcJ
私の中で繋がる何かを感じました。
自身のジャンプを見返してみても好調不調の乱高下がかなりある感じがします。
不調の時はすごく重い感じがします。
そういう時は助走やしゃがみから、しんどい感覚があるのです。
「パワー的に飛びがち」というワードがしっくりきました。
プライオメトリクストレーニングの新たな考え方として先の記事で紹介していますが、それが一つ打開する策であると思いました。
日本はスポーツ科学が遅れていると言われています。
SNSが発達した現在では追いついている部分も多いとは思いますが、 それはマニアックな日本人のごく一部にしかわたっていない印象で す。
一般的にまともなトレーニングを受けながら競技を出来ている人は 少ないのではないでしょうか。
それが「パワー的に跳びがちな日本人」という”状態” を再現していると考えています。
先の文言と私の好調不調の話は直接的につながりはないですが、 なんとなく成長の兆しを感じたのでここにアウトプットしている次 第でございます。
プライオメトリクストレーニングの効果
学生時代に、 ハマるとのめりこむバスケ友達がプライオメトリクストレーニングにたどり着きました。
アンクルホップという基礎の基礎のみをやりこんだそうです。
それにより得たものがありました。
彼は何を手にしたかというと「ドライブ力」
彼の部活の仲間にプライドが高く負けを認めない人がいたそうです 。
そんな二人のある日の1on1。
私の友人は「右に行く」と宣言し、 タイミングと瞬発力のみの勝負の機会を与えました。
結論から申し上げますと、ぶち抜いたそうです。
相手は反応が出来ず、 しまいには途中だった1on1を放棄したそうです。
何が言いたいかというと、 プライオメトリクストレーニングは瞬発力が鍛えられるという事です。
ここ数年プライオメトリクストレーニングをしていなかった私は、 プレー中に常に違和感を感じていました。
「一発の瞬発で抜けない。」
これは悩んでいたわけではなく、 ぼんやり頭の片隅に浮かんでいました。
特に問題視していたわけではないですが、確かに今は思います。
そう、 先のプライオの記事を書いている際にここが繋がったのです。
ジャンプ力を鍛えるだけではなく瞬発力全体の向上が見込めます。
個人的にプライオをやっていてあまり効果を感じてきませんでした 。
だから数年やっていなかったですが、 気付かないところで効果があったのです。
ジャンプ力という面では、 プライオをやめてもそれ以外で伸ばせていて、「じゃあいらないやん」となっていましたが、 プライオもやればもっと伸びるっしょということです。
まとまりませんのでまとめます。
世界は可能性に満ちているんですね~