サプリメントやサポーターの落とし穴

サプリメントやトレーニングギアは非常に便利なものです。
その上様々な個性の人間にそれぞれ合うものが存在し、もはや種類は数え切れないほどに。
だからこそ使いだしたらきりがなく、さらに抜け出せなくなってしまいます。
つまりそれらは、無いと特定の動作、活動が行えなくなってしまう可能性を秘めたいわば諸刃の剣と言えるのかもしれません。

サプリメント

トレーニーにとってサプリメントは必須アイテムかも知れません。
種類も非常に多いです。
タイミングで摂取するものを分けたりしている人もいます。

プレワークアウト（トレーニング前に飲む栄養）
イントラワークアウト（トレーニング中に飲む栄養）
ポストワークアウト（トレーニング後に摂る栄養）

それぞれのタイミングで複数種類摂る場合も。

しかしこれだけ多くのサプリメントを摂ることはあまりよくないと考えています。

単純に合成甘味料などもそうですが、特に
それらが無いとトレーニングができない身体になってしまいます。

例えばカフェイン
トレーニング前に眠気を覚ましやる気をみなぎらせる効果があります。（かなり抽象的表現ですが）
調べるとわかりますが、カフェインは体が慣れてしまうものです。
そうなると飲む量が少しずつ増えてしまう恐れもあります。
コーヒーの飲みすぎでカフェイン中毒になる例も少なくなく、毎トレーニングごとに飲んでいてはやめることは容易ではありません。
ここまで来てしまえばカフェイン無しではトレーニングができない身体の完成です。

サプリメントはそもそも健康補助食品。
そう、補助です。

タンパク質を食事のみで規定量摂ろうとするとお金がかかりすぎてしまったりと難しいので、それを補うためにサプリメントでプロテインを摂るというのが正しい使い方でしょう。

BCAAやEAAなどはもはや体感は何もないです。
使い続けた先に体の変化はあるのかもしれませんが、食事でも摂る事は出来ます。
ボディビルを本気でやっていてトップになりたい
そういったレベルのひとが使うべきだと考えています。
じゃないと結構お値段張るんですよ。。
なのでお金に余裕があるのならとっても良いと思います。
BCAAやEAAは先述通り体感はないので依存性の恐れもなさそうです。

トレーニングギア

代表的なものの一つそしてウエイトベルトが挙げられます。
スクワットやデッドリフトなどをする時に主に使用されるもので、腹圧をかける手助けをしてくれます。

スクワットやデッドリフトでは腹圧をうまくかけなければ、全力を出し切れないだけでなく怪我にもつながってしまいます。

そんなウエイトベルトがあれば腹圧がかかる感覚を容易にし、重量更新、ケガの予防として役立ちます。

しかしこれを付けるのが当たり前になってしまうと、自ら腹圧をかけることが難しくなってしまいます。
例えばスポーツ動作の中でジャンプ、走る、投げるなど様々な場面で腹圧を自然とかけています。
しかしこのようなスポーツシーンでウエイトベルトはしません。
ベルト無しで腹圧を使えるようになることが望ましいという事です。
とはいえトレーニングで怪我をしてしまえば元も子もありません。
つまり適切な使い方があるのではないかという事を提案したいです。

私はスクワットやデッドリフトではほとんどベルトは付けません。
重い重量を扱う際の後半セットだけだったり、疲労があってこの先少し怖いなど、少なくともメインセットの前半まで使用しないようにしています。

ある程度重いものもベルト無しで持てるようになるとよりスポーツに活きる
ような気がします。

稀にウォームアップの段階でベルトを付けている人がいますが、まさに抜け出せなくなってしまっているのでしょうか。