こちらの記事で少し触れた
「赤ちゃんの姿勢が自然説」ということを深掘りしていきます。
日本人でも最初は尻の上がったいい姿勢で生まれます。
赤ちゃんを思い浮かべて下さい。
そうなんです。同じような姿勢をしているのです。
赤ちゃんは、人間として形作られてまだ癖が作られていない段階です。
つまり人間のあるべき姿があの姿勢に表れているのではないかと思っています。
世界最速の人間「ウサイン・ボルト」の姿勢もいわゆる自然な立ち方です。
とはいえ生物学的に言えばスポーツの上達を目指しトレーニングすること自体が不自然なんでしょうが。。。
イチロー選手もあるインタビューで言っていました「ライオンはウエイトトレーニングをしない」と。
人間もある種 動物と言えますが、
動物が100kgのバーベルを担ぎ、しゃがんでは立つしゃがんでは立つという動作は確かに不自然ですね。(スクワット)
危ない
いき過ぎた極端な思考は逆に思考停止に繋がるのでやめます。(笑)
こんな哲学的な話をするためにパソコンを開いたわけではありません。
本題に入ります。
ただでさえ不自然だからこそ、その中でできるだけ自然な動き(立ち姿)をすることで
効率的な動きができて高い身体能力に繋がるという考えに至りました。
ということで普段の生活から赤ちゃんの姿勢を意識して見ようと考えたのです。
そしてあの姿勢を行なっていると腹圧が感じられました。
常に腹圧を感じることのできる姿勢ということで、これまたいい発見になったと思います。
腹圧はジャンプ、もとい全スポーツにおいて必要な事象です!
さて、赤ちゃんの姿勢を意識してしばらくたった時に感じた変化もご紹介しましょう。
単刀直入に言うと「尻の無駄なフレックスが無くなった」です。
少し前はふとした時に尻に意識が行くとなぜか尻が緊張状態、力が入っていることがありました。
立つという動作に尻を収縮させる必要はありません。
現に気づいたらリラックスさせるようにできていました。
そもそも「立つ」というのは重力に対してまっすぐ骨を預けるのが理想なのではないかと思っています。
なので余計な筋肉を使っているということは身体能力において非効率に働く可能性があるわけです。
「立つ」ということ一つも非常に奥が深いということですね。
アブナイ
いき過ぎた極端な思考におちいりそうになってましたね。(笑)
赤ちゃん姿勢を意識してから、気づいたときに尻をフレックスしていることがかなり減っていました。
自然な姿勢であるっぽい感じになってきたのです。
しかし、意識するあまり反り腰などになってしまってはだめです。
大事なのは「自然に立つ」ということです。
赤ちゃんやボルトという自分以外の人間のような姿勢を作ろうとしてしまうことは個人にとって不自然になります。
しかしこれが直接体の変化として目に見えるかと言われれば正直微妙なところ。
それでもやれることはやっとくかという感じで色々試すことが大事だと思って頑張ります。