エブリベンチという言葉はご存知でしょうか。
エブリデイベンチプレスの略ですが、これは毎日ベンチプレスを行なうということです。
「毎日同じエクササイズをするのか!?オーバーワークは!?」
そう思いました。
しかしベンチプレスの体重差世界一、児玉大紀さんが行なっていたり、プロボディービルダー山岸秀匡さんもこれを行ない伸びた経験ありと言っていてり、「アリ」なトレーニングであるなと気になっていました。
ベンチのみならずこういうトレーニングを「細胞核オーバーロード」と言いますが、後程少し触れてみます。
しかし毎日ジムに行けるわけもなく、ましてやバスケ、ダンクのためのトレーニングなので全身を鍛える必要があり、エブリベンチを行なうことはないだろうと思っていました。
そんな時にジムでトレーニングができない状況を余儀なくされました。
私は足や背中のトレーニング重量と比べると圧倒的に胸が弱く、腕立て伏せでもある程度負荷をかけることができるレベルです。
そこで、エブリベンチならぬ「エブリプッシュアップ」をしようと考えました。
瞬発力にフォーカスして、普通の腕立て伏せではなくジャンピングで行なうことにしました。
これはネガティブな刺激が少ないのがポイントと考えています。
というのもウエイトリフタ―やベンチプレッサーが毎日のようにトレーニングを行うことができる理由として、ネガティブな刺激がほぼないためオーバーワークになりづらいということがあるようです。
ちょっとずつセットを増やしていきましたが、最初は疲労で滅茶苦茶きついです。
しかしほんの数日続けるだけで慣れてセット数こなすことができるようになりました。
筋肉痛が残る感じがあれば、休むのではなくセット数を減らすことで調整しています。
それでも最低3セットは行うようにしています。
腕立て伏せはあまりやらなかったので、筋トレをしているはずなのにあまりできないというコンプレックスがあったのですが、毎日やることで今や非常にスムーズに行うことができるようになっています。
そしてこのエブリベンチなど、「細胞核オーバーロード」は約1か月を目安に行います。
1か月決めた部位を毎日行いその後1~2週間の休みを入れ、普通のトレーニングに戻すのが一般的です。
「細胞核オーバーロード」を行なうポイントとして、毎日行うためあまり追い込みすぎないことです。
その中で使用重量を伸ばしていくことが重要となります。
毎日ジムに行くことが難しい場合が多いと思います。
もちろん私もこういった状況がなければ厳しいです。
なので小さい筋肉など家でダンベルなどを使って苦手部位を狙うなどバリエーションの一つとして取り入れることもいいかもしれません。
今ジムに行けてはいませんが、意外と保つことが出来ています。
このように工夫をすることで準備をすることはできると思うので、今やれることやるべきことを見失わないでいきたいと思います。