この日のセッションは、身体の重さを利用した動きというものを言語化することで節々への負担を減らすというものでした。
ボディービルダーなど部位ごとに筋肉を鍛えている人は毎日同じ部位はやりません。
しかしウエイトリフティングやパワーリフティングをやっている人は全身を機能として使用しているので毎日行うこともあると聞いたことがあります。
結論から言うとやはり今回も体感が大きく変わりました。全てのセッションがつながっていると言うことも改めて感じます。
具体的には、骨盤から頭の先をテコの原理で動かすイメージを持つという内容です。これはジャンプにもあらゆるスポーツにも普段の生活でも負担を減らすことにつながります。実際体感しないとわからないことも多いと思いますが、例えばケビンデュラントは体は細いですが、背が高い分テコの部分が長いです。それも相まってシュートが非常に軽いと言うことを考えるとイメージが湧きやすいかと思います。じゃあ逆に我々のようにテコが短いとうまく使えないのかというとそういうことではなく、そもそもテコを使えていないという話です。テコの先にはボーリングの玉ほどの重さと言われる頭があり、この重さを利用して身体を移動させることを教わりました。
デッドリフト、スクワット、クリーンなどをこの原理で行うと非常に軽く、その後の歩行やランそしてジャンプが非常に軽くなりました。
前回教わった内容がファーストステップとなっており、
上体が起き上を向くかのような姿勢がキーでした。ウエイトリフティングのさまざまな選手の動画を見せていただきましたが、皆が同じく自然に上を向くようなイメージで、自然とつま先から地面へエネルギーを伝えていました。Login • Instagram
テコの原理とはいえども骨盤から頭をぶん回すのではなく、その重さの移動を感じつつ体内で止めることで身体の移動がスムーズに起こります。
私の怪我も脚を蹴ってしまっていたのではないかという意見もいただき、今回のセッションの内容を体に染み込ませることで機能として身体を使えて怪我がなくなりそうです。感覚的にもメンタルブロックを解くことができました。
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